マイホーム=建売住宅の固定観念

 私は34歳会社員です。

 5年前に新築の建売住宅を購入し、現在も家族3人で住んでいます。

 購入前は2LDKの賃貸マンションに住んでいました。転勤でたまたま住むこととなった町ですが、住み心地がよいと感じたため転勤1年後にマイホームを購入することとしました。

 私は、実はずっとマイホームというものは建売住宅を購入するものだと思っていました。それはきっと30年前にマイホームを手に入れた両親の「何軒か観てまわって、ここの家を見に来たときは素敵だなあと思って」といった昔話を小さいころから何度も聞いていたせいかもしれません。

 一方で注文住宅というのは、お金持ちの人がするもので一般庶民には到底できないものだと思っていました。 例えば、服や靴を仕立て屋や職人にオーダーメイドで作ってもらうとか、そんなイメージです。

 でも実際は、注文住宅を選択する人はかなりいますよね。どうなんでしょう、全体の半分くらいは注文住宅なんでしょうかね。私と反対で「新居は注文して建てるものでしょ?」というふうに思い込んでいる人もそこそこいるのではないでしょうか。

 注文するほどオーダーが浮かばない

 私は、注文するほどに家に願望がありませんでした。

 注文住宅を選択する方は、実は私には理解しがたくて、「そんなに「思うところ」があるんだろうか?」と思ってしまいます。

 間取りだとか、玄関入ってからの導線だとか、それらを「思いどおりにしたい」という理想がきっとあるのだと思いますが、それは注文して完成させたいほど重要な事柄なんでしょうかね。

 注文住宅を建築中の職場の同僚は「自分だけの城をつくりたい」と意気込んでいました。

 彼は毎週末ハウスメーカーと打ち合わせをしていると言っていて、それを聞いて私にはとてもできないと思ってしまいました。

 私がうっかり注文住宅を選んでいたらそのうち「ああもうなんでもいいからそれなりにいい感じの家を作ってくれい」とほっぽり出してしまいそうです。「もう建売でよくない?」って笑

 建売住宅は偏差値55

 私は、建売住宅は「マイホームを購入しようとする一般的な家族」ならそこそこ満足できるものだと考えています。

 間取りや導線も「一般的な家族」が居心地よく暮らせるように設計されています。

 つまり、「はずれがない」と思っています。

 まあ、「すごくおしゃれ」だとか「独創的」といったものはないのだとは思いますが、どれも非常に機能的・シンプルに作られていると。

 会社は、お客がいないのに大金はたいて建ててしまっているわけで、幅広い客層を取り込む必要がありますからね、それは「絶対に売れる」と確信のもてる無難な設計でないといけないだと思います。

 私は、注文住宅にすると自らの選択の連続により自宅が完成するため、住み始めてから「こうすればよかった」とか後悔がだんだんと出てくるのではないかと思うのです。

 素人の希望が構造に入り込んでくる分、「ふつうはこうじゃないけれど」みたいな状況が注文住宅に生み出されていって、結果的に「もっと無難にしておけばよかった」といったような気持ちになって満足度が下がるのではないかと思ったりします。

 その点、建売住宅は自分ではどうしようもありませんから「ちょっと気になるけどまあしょうがないか」とすんなり妥協することができます(私だけか?)。

 気を付けたのは立地だけ

 私が建売住宅の検討で気を付けたのは立地でした。電車通勤だったので駅までのアクセスや駅の電車の本数など「いかに職場へ楽に行けるか」とという観点から場所を選びました。

 私にとってはそれが最も重要で、「建売住宅は新築で平均的に作られているからさほど観ていなくても問題はない」と考えていました。

 実は、我が家は玄関に入ってすぐにリビングへ通じるドアがあり、そしてリビングの奥に階段に通じるドアがあります。

 住み始めて気づいたのですが、リビングの出入り口が2つのドアに挟まれていることで、冬場、リビングは玄関や階段から冷たい風が入ってくるということがありません。また、夏場にリビングのエアコンで冷えた空気が階段から逃げるということもありません。

 私が考えなくても、建売住宅はうまいこと作られているものです。

 階段の足元がライトで光る

 これも住んで初めて知りました笑

 最近の建売住宅には標準装備なのか知らないのですが、入居して初めての夜に階段に行ったら、階段の一段目と最終段の足元がライトで照らされていて感激しました。

 「おお、階段の照明をつけなくても足元がよく見えるなあ、なんかちょっと洒落てるなあ」

 非常にさりげないのですが、たったこれだけで「なんとムーディな階段だろう!」と嬉しくなりましたね。

 おしゃれというよりかは夜間でも足元だけでも見えるようにライトが設置されているわけで、「よく考えられているなあ」と感心しました。

妻だけが旅行にいくのはおかしいのか

 まとめ

 注文住宅で「思い通りの家」を建てるのも楽しいとは思いますが、1年から2年にわたる度重なるハウスメーカーとの打ち合わせをして、かなりの時間を投じて完成して満を持して入居したときに、はたしてどれほどの満足度を得られるのか、私は自信がありません。

 一生に一度なので全力投球したいという人もいることでしょう。

 マイホーム=注文住宅と考えている人にお伝えしたいのは、建売住宅は「たいていの家族であれば困ることはない」ように作られていて非常に機能的で、ついでにリーズナブルですから、検討する価値はあるのではないかということです。

 「家を建てる過程が楽しいんだ!」というのであれば仕方ないですが。。。私は「早くマイホームに引っ越したい」と思っていたので、入居までに1年ほどかかるなんてとても待っていられませんでした。

 ちなみに私はマイホームを購入しよう、と決めてから購入するまで3か月しかかかっていません笑 

 最初に週末にネットで調べて、翌週から毎週末に不動産屋さんに出向くのを3回行なって、計6軒ほどの建売住宅を見学して購入を決めました。

 決意してから契約日(住宅ローン実行日)までだいたい3か月です。

 不動産屋さんからも「迅速なご決断で素晴らしい」とお褒めの言葉(?)をいただきました。

 まあ、少ない打ち合わせで買ってくれる客なわけで、私はずいぶんと「楽ちんな客」だったことだと思います笑

 建売住宅も全然悪くないと思うので、まったく考えていなかったという方がいれば、ぜひご検討ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者

管理人はとちゃん

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