68歳で亡くなった父

 こんにちは!

 にこにこ税理士受験生です。

 実は、先週、父の一周忌がありました。

 父は、68歳で亡くなりました。

 若いころから持病があったので、先は長くないと家族みんな思っていましたから、いきなりというわけではありませんでした。

 私も含め、人生設計を考えるときに、自然と寿命が85歳くらいまであると思ってしまいます。

 老後2000万年問題だって、やっぱり80歳くらいまでは生きるのが大前提なわけですよね。

 でも、父の人生は68年間だったんです。

 今、私は34歳です。

 もしかすると、もう人生折り返し地点かもしれないわけです!

 あと半分?!

 そう思うと末恐ろしくなり、なにかできるだけやりたいことをやっておいたほうがよいのではないかと考えるようになりました。

 仕事が嫌そうだった

 父は、高校卒業後に就職した会社に勤務し続けて、45年間も会社員生活をしていました。

 私は高校卒業まで実家暮らしでしたが、子供の私から見ても、父は明らかに仕事に行くのが憂鬱そうでした。

 だれがどうみても、毎週日曜日にサザエさん症候群を発症していました。

 風邪を引きやすい体質で体調が悪いことも多かったんですが、おそらく精神的にもつらく出社ができなかったこともかなりあっただろうと思います。

 平日の夕方、学校から帰ってくると父が居間でテレビを見ていたり、寝室で寝ていたこともよくありました。

 会社員生活45年は超人技

 父は、あれだけつらそうにしていたにもかかわらず、60歳で定年になったとき、退職ではなく再雇用を選択しました。

 趣味もなかった父は、仕事にいったほうが健康的に過ごせると考えたのだろうと思います。

 再雇用とはいえ、どんな形であろうと、45年間もひとつの会社で勤務し続けたことは、もは超人技だと言えると思います。

 私は、父の3番目の息子で、私は男3兄弟の末っ子なわけですが、子供3人を育てあげたのは、もうスーパーマンとしか言いようがありません。

 おそらく、いまにでも仕事を辞めたいと思ったことはきっと毎日にようにあったことだろうと推測します。

 私たち兄弟は、何不自由なく生活し、大学も卒業することができました。

 私に至っては大学の奨学金も無しでした。

 現在、私は34歳で、6歳の息子がいます。

 経済的・時間的な状況を考慮すると、2人目の子をもうけることは選択しませんでした。

 正直、子供が2人いるだけでもすごいなあと思っています。

 でも、父は子が3人いたのです!

 しかも男3人です。

 想像を絶するものがあります。

 私にはとても背負いきれません。

 親になった今、私の父は間違いなくスーパーマンであったと確信しています。

 退職後に外出できなかった

 父は60歳の定年の時に、既に医療用酸素ボンベを携行して生活していました。

 医者からは「長くもってもあと4年の命」と言われていました。

 実際には宣告されてから8年も生きたわけですが、父は64歳まで会社で働き、ようやく退職したときには既に入退院を繰り返していました。

 父は、高校卒業後、仕事をし続けて、退職後にほとんど外出することもできずに、たびたびの入院生活の末に亡くなりました。

 父には、もっと好きなことをしてもらいたかったと、やっぱり思います。

 父は、サッカーが好きで、「いつかワールドカップを海外へ見に行きたい」とよく言っていました。

 結局、行けませんでした。

 こんなにもまじめで誠実で温厚だった父だから、あと少しは健康寿命をもらえてもいいじゃないかと、家族みんな思っていました。

 意外と人生短いかも

 父が亡くなった日のさらに1年ほど前、私の妻の勤務先で、妻と一緒に仕事をしていた女性社員の旦那さんが54歳で亡くなった、という出来事がありました。

 旦那さんは基本的には健康だったそうですが、営業先から帰社しない旦那さんを同僚が不審に思って会社の駐車場に行ったら、営業車のなかで亡くなっていたそうです。

 おそらく、心筋梗塞などが原因です。

 私はその話を妻から聞いて、「54歳でいきなり死んでしまうこともあるんだ」と人はいつ死ぬのかわからないものだと感じました。

 ところが、その旦那さんが亡くなってから2か月後に、今度はその女性社員が体調を崩して出勤できなくなってしまいました。

 妻も「旦那さんの葬儀などが終わってひと段落したところだし、疲れてたんじゃないかな」と言っていたのですが、結局、ガンが見つかったと連絡があってわずか半年後にその女性社員も亡くなってしまいました。

 妻は、一緒に仕事をしていただけにショックは大きく悲しんでいました。

 私も面識はなかったものの妻からその女性社員の話をよく聞いていたため衝撃的でした。

 その女性社員は50歳でした。

 半年間の間に、身近な人が50代で二人も亡くなり、さらにその半年後には自分の父が68歳で亡くなったわけです。

 いままでの人生でこれほどまでに人生の長さについて考える機会はありませんでした。

 動くなら今だと

 会社員生活をしていて、将来自分がこの職場でどうなっていたいかと上司からヒアリングされることがあります。

 でも、私はまったくイメージができず、やりたい業務といってもむしろやりたくない業務しかありません。

 子どもがこの春に小学生に上がるタイミングで、今年自分が35歳になるタイミングで、人生の折り返し地点かもしれないタイミングで、毎日健やかに過ごせる職業人生を構築していきたいと強く思いました。

 いま、税理士としての独立開業を考えています。

 いままでは会社員を辞めることに不安がありましたが、最近は全然怖くなくなりました。

 たぶん、この気持ちはもう変わることはないので、動き出したいと思っています。

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