予想されていた問題はどうだったのか

 私は先日第75回税理士試験の消費税法を受験してきました(4回目)。

 今回の本試験の理論では結局、ある程度予想されていた電気通信利用役務の提供の関連と新設法人に関する外国法人に対する適用関係が出題されました。まあ、課税売上割合に準ずる割合は今さら感がありましたが。。。

 私は、問題をパッと見たときは「これはプラットフォーム課税!?」と意気込みましたが違いました笑

 ただ、プラットフォーム課税に模試で何回か出会っていただけあって、電気通信利用役務の提供の関係については理解を強化していたため対処はできました。外国法人の関係は、正直計算で出題されると思っていたのですが、たしかに予想されていたものではあります。

 だがしかし、私は納得できないことがあります!

 理論でインボイス関連が出題されなかったことです!

 あんなにやったのになあ。。。

 私の予想はこうだった

 やっぱりインボイスでしょ! 前回(74回)は理論も計算もインボイス多めでした。

 特に、前回の理論は、インボイスの交付義務について深堀りする問題だったので、私は今回は「インボイスの意義」、つまり記載事項を問われるのではないかと予想していました。

 「適格請求書の意義、適格簡易請求書の意義を述べたうえで~」

 といったような滑り出し(?)なのではないかと。もしかすると、適格簡易請求書を交付することができる具体的事例を選択させる問題もありそうだなと思っていました。

 一方で、仕入税額控除の保存要件から、帳簿のみで控除が認められるものをべた書きさせたうえで、その具体的事例を選択させるような問題も予想していました。

 帳簿、請求書等の記載事項をべた書きさせる問題もかなり出そうと思っていました。

 ・・・いやはや出ませんでしたね笑。来年出題されるんですかね。

 金地金等の仕入れ等を行った場合の納税義務の免除の特例は、事例問題(5点)として出るんじゃないかと思っていました。特に棚卸資産の調整の適用を受ける場合とか、課税期間が1年未満である場合とか、200万円ラインの判定に迷うような事例で出題されるのではないかと。

 これも出ませんでしたね。。。笑

 ついでに、高額特定資産関連も、もしかして簡易課税と併せて出題されるんじゃないかと思っていましたよ。まったくでないなんて悲しかったです。

 計算も、あんなに2割特例を訓練したのに出なかったですね。

 予想するのは難しい

 こう思うとやっぱりズバリ的中は難しいですね。まあ、今回の消費税法は各資格の学校の予想はある程度当たっていたとは思います。

 理論はほぼ満点いけそうな内容でしたが私は時間配分を誤ったのでたぶん合格には至っていないと思われます。

 次回は、理論でインボイスがきっと出題されることでしょう!

 では今日も合格を祈っておやすみなさい。